奇皇后」 

あらすじ 51話(最終回)

陛下は、記憶が無くなる原因を探していた。
すると、いつもコルタが煎じた薬を飲むと眠くなり記憶を無くしている事が分かったのだ。
そして、陛下はコルタを呼んだが母君の具合が良くないと外出していたのだ。

その頃、コルタはメバクの頭として、偽の頭の前に居た。偽の頭はスンニャンだった。
思わず「皇后」と声をだしてしまったコルタ。スンニャンは、やはり自分を知る宮中の人間である事を確信した。
メバクの頭を逃がしてしまったが、スンニャンは捕まえた手下達を連れ宮殿に戻った。
捕えた手下達を尋問すると、一つだけ手がかりを見つけた。メバクの頭は宮中に出入りしていたのだ。
その事実を陛下に知らせたスンニャン。また頭痛を訴える陛下に、スンニャンはコルタに薬を持ってくるよう命じた。

だが、陛下は今回は絶対に眠らないよう割れた花瓶の破片を握りしめていた。
コルタにバレないよう薬を飲み、いつものように眠くなり布団へと倒れ込んだ。
破片を強く握りしめ意識を保ったいた陛下は、コルタが手下と話す内容を聞きメバクの頭である事を知った。

その頃、皇太后様は新皇帝にと手を組んだパルラチョプとぺガンを支持する者達を集め、スンニャンを排除し、
陛下を王座から降ろそうと動き出していた。

陛下は、スンニャンを排除しようとするコルタの様子を見ながら、気づかれないようコルタの用意する毒を飲み続けた。
陛下の策にコルタも皇太后様も、スンニャンと陛下を排除できると確信していた。

陛下は密かにトクマンにコルタの用意した薬に入っている毒を調べさせていた。
その毒は鴆毒の一種で解毒の出来ない毒薬だったのだ。
しかも、喀血までしている陛下はもう体の奥深くまで毒が回っていて治す術がなかった。
それを聞いた陛下は、トクマンに薬を飲むと眠くなり記憶をなくすことを話し、この作用を和らげる薬を煎じるよう命じた。
陛下は、死ぬ前にスンニャンとアユを脅かす勢力を一掃しようとしていたのだ。
その為に、コルタの用意する薬を飲み続け、トクマンの用意する薬で、意識を保とうと

皇太后様は、メバクの頭と会っていた。それは…コルタだったのだ。
コルタは、皇太后様に忠誠を誓った。
陛下は、皆を大明殿に集め、タルタルに三公を罷罪にした。そして、国政を皇太后様に命じたのだ。
だが、これもスンニャンとアユを守る為だったのだ。
これ聞いたスンニャンは、大明殿を出ようとした。その時、陛下が倒れてしまったのだ。
陛下の元に皇太后様がやって来た。そして、陛下は王座を譲位することを話し、誰が適任かと尋ねた。
すると、パルラチョプの名が上がったのだ。陛下は、皇太后様に従いますと言い、臣下を集めるよう頼んだのだ。

その頃、スンニャンはトクマンから陛下の病について話を聞いた。もう治す術が無い事も…
そして、スンニャンはタルタルを呼んだ。タルタルは、スンニャンに陛下より密命を受けた事を話した。
陛下は、王位の譲位詔書を発表する為に、皇太后様に臣下を集めるよう頼んだ。
集まったのは、皇太后様側の臣下ばかりだった。
そして、陛下は譲位詔書の発表ではなく、集まった臣下達の皆殺しをタルタルに命じたのだ。
皇帝と皇后を亡き者にしようとした理由だった。そして、陛下はコルタを自分の手で殺した。
皇太后様は、自ら毒を飲み自決した。

スンニャンは、江凌大君を高麗の王座につけた。

時は流れ、反乱が起きた。この戦いでタルタルは打ち死に、スンニャンは反乱軍が押し寄せる前に
大都を抜け出すことになった。陛下には、馬に乗りましょうと話した。
陛下は、耳がかゆいと言いスンニャンの膝に頭を乗せた。スンニャンは、雑用係の時を思い出した。
そして、陛下はスンニャンに愛おしいと言い逝ってしまった。

1368年、大都は朱元璋により征服されてしまったが、スンニャンは北方へ逃げ、息子のアユルシルダラを皇帝の座につけた。